コラム5
あきらめるってこと
今日はコンピュータを離れて・・・。
「もうだめだ〜」とか「やーーめた」って思うときありますよね?つまり、目標を達成することをあきらめるとき。
そんなときって後で「俺ってだめだなぁ」とか思って落ち込んだりしません?(しないかもw)俺は結構こういうことあるんですよね。
以前に見た映画にこんなものがありました。アメリカが舞台の映画で舞台は1970年代のアメリカのド田舎です。主人公は黒人の少年でバスケットが大好きでした。少年には父親がいなかったんだけど大きな農場に下宿してそこで家族同然に暮らしていました。しかし、少年の通う学校は人種差別がひどい学校でバスケのうまかった少年はよくいじめられました。そのたびに少年は下宿先の叔父さんに
「バスケットなんてもう辞めたい」
と、何度も言いました。ある日おじさんは怒って言いました。
「おまえのバスケットをやめたいってセリフは聞き飽きた!二度というな!」
って少年を怒鳴りつけたんですね。すると少年は
「俺は辞めないぞ!」って叫ぶんですよ。何回も何回も。で、洋画の字幕スーパーを見てると下のほうに「俺は辞めないぞ!」って表示されてるんですけど台詞を聞いてると
「They can’t make me quit!」
って言ってるんですよね。これって
「あいつらは俺を辞めさせることはできない!」
っていう意味じゃないですか。まあ、スーパー付ける人がへぼかったのか微妙なニュアンスを汲んだのかはわかりませんけど。でもここで面白いのはこの少年の発想ですよね。
自分があきらめるんじゃなくて誰かが自分をあきらめさせようとしている。
自分が何かをあきらめそうなときにこんな風に発想を転換することができたら、もうちょっとだけがんばれるんではないでしょうか?
ちょっとくさいけどw
ちなみにこの少年の名前はデニス・ロッドマンといいます。